TVで見てたら、「現役世代は厚生年金が2000万以上納め損!」
というニュースをやっていた
2000万もですか・・・? かなり多いですね
俺もさすがにびっくりして、どういう試算でそうなってんの?
ちょっと調べてみるかということで調べてみた
年金素人、計算素人なのでその辺はご了承下さい
まず試算の表を見てみよう
TV画面を撮影することはできなかったが、大体同じ内容の表なら探すことができた。
スクショした画像の出典元は別にあるのだが、文献漁るのは面倒なので孫引きで
今貰っている世代は年金納め得で、それ以降は納め損なんですね
生涯収入3億円で計算されている
この表で、結構デカい金額が並んだ一番大きな原因は、
「試算時の想定収入を3億円に設定したこと」だ
3億円って結構多いですね・・・
サラリーマンの生涯収入って2億円とかじゃなかったでしたっけ?
ちなみにボーナスとかそういうのも平たくして、
「40年間ずーっと月収30万円」だった場合は、生涯収入は1億5000万円となる
じゃあ生涯収入3億円の人は、
「20歳から60歳までずーっと月収が60万円もらえている人」
ってことなんですね。 どんな富豪ですか
さすがに現実味ないよな
せめて半分の1億5000万円で試算すべきだったんじゃないの?
だいぶ盛った感ありますね
なぜ世代間格差が生まれるのか
保険料率の変化
とはいえ、世代間格差が著しいのも事実。なぜここまで格差があるのか
保険料の率が年々増加しているのが大きいんですかね?
それが大きいな。今は月収の18.3%が保険料として支払われるが、
1970年では6.2%とかだったからな
3分の1じゃないですか。貰える年金額は一緒なんですよね? 昔は時代が良かったんですね・・・
ボーナスにも保険料がかかるようになった
保険料の率があがるだけでなく、
平成15年以降、ボーナスにも社会保険料にもかかるようになった
というか昔はボーナスに保険料かからなかったんですね
昔はよかった
多分ニーさんは昔の時代では生きていけなかったと思いますけどね
年金受給額の減少
ボーナスから徴収されるようになったり、
計算方法が代わったりして厚生年金の計算方法は非常に難解だ
10個くらいサイトを見て回りました
比較的簡単にざっくりと計算してくれたサイトがあったので、
それを見ると平成15年より前か後かで、同じ収入でも、もらえる額が違う!
平均月収30万で40年支払っている人で比べてみると、年間で25万円違いますね
なぜ減少しているのかはよくわからなかった。きっと、年金が消えてしまったのだろう
なんというテキトー感
今の20代はいくら払って、いくらもらえんの?
じゃあ今の世代って結局納め損なのか? さっきのサイトでざっくり試算してみた。
今から40年間、生涯賃金1億5000万円とします
厚生年金支払額 月収30万円×18.3%=月54900円
生涯保険料2635万円 自己負担額1328万円
支払う月間の保険料は、月54900円 生涯で2635万円支払うことになる
半分は会社が払うので、自己負担総額は1328万円ですね
そして平均寿命は男性81歳なので、65歳から81歳までの16年間年金を受け取るとする
さっきの表だと年間83万円もらえるので、生涯もらえる年金額は1328万円になります
ちょうど自己負担額分を、もらいきる計算だな
あれ? でも企業負担分の1328万円って、どこに消えちゃったんですか?
もちろんそれも労働者の年金として還元されるべきなんだろうけど、
今の制度だとあともう16年生きないと元が取れないようになっている
「人生100歳まで生きても(政府が)安心プラン」ってことだったんですね
結論
2000万円納め損というのは、さすがに盛ってた
うっかり平均月収60万円で試算しちゃいました。
TVもうっかりそれで取り上げちゃいました
でも盛ってたとはいえ、厚生年金は、企業負担分だけは、がっつり納め損だった
正直年金払わずに給料として直接もらって、自分で投資したほうが全然いいですよね
これ、増えてないもんな。厚生年金。企業負担分も自分の金!と考えるなら
厚生年金は「40年後投資した額が確実に50%減る投資商品」って感じだ
さらに途中で引き出すことはできない。強制加入というおまけつきです
真面目に働いている人はもっと怒っていいと思います
こらー!政府うううう!何やってんだあああああ!国民の金減らしやがってええ!
安倍ええええええ! 何だこの有様は!アベノミクスってなんだったんだ!
年金を搾り取って飲むプレモルは美味しいか!? おーい!安倍ええええ
年金全然払ってないニーさんは黙りましょう