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コミュ力0でも恋がしたい part1

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コミュ力ゼロ男子、宮本

(席替えでずっと好きだったカレンさんが隣に!)

 

(これは話しかけて仲良くなるチャンス!)

 

(で、でも気になってから3年間、一回も話しかけたことないし)

 

(どうやって話題を切り出せば・・・)

 コミュ力ゼロ女子、カレン

(ああああああ 宮本くんが! 宮本君が!私の隣に!)

 

(ああああ宮本君の横顔を見たい!少しだけなら顔見てもいいかな? 
で、でももし宮本君のことを見ているのがバレたら「何見てんの?」とか言われちゃうかも・・・)

 

(見たい!でも見れない! でもこのままじゃあ一生知り合いのまま!  
でも話しかけるなんてもっと無理。女子が何で俺に話しかけてくるの?って目で見られちゃう・・・)

 

(せめてカレンさんが少しでもこっちを向いてくれれば話しかけやすいんだけど、
全然こっちの方を見てくれない)

 

(やはりカレンさんは高嶺の花。俺なんか眼中にないってことか)

 

(それにしても、黙々と読書してるカレンさんも大人っぽいというか、やっぱり違うよな。他の人とは)

 

(宮本君を見ないように意識しすぎて、本から目線を外せない)

 

(さっきから本の内容は全然頭に入ってないけど、
とりあえずページをめくっておかないと・・・・・・)

 

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(あ、私のしおりが!)

 

(カレンさんのしおりが俺の足元に落ちてきた。拾って、カレンさんに・・・あっ)

 

(目が合った)

 

(至近距離!至近距離の宮本君! 目が合った! 
落ちてくれてありがとう!しおり! 
ああ、わたしのしおりが!宮本君に触れられてる! いいんですか!?
それ私がもらっちゃっていいんですか!?)

 

(めっちゃ見られてる!大切なしおりだったのかな? なんか緊張してきた・・・)

 

あ、こ、これしおり

 

あ、ありがと

 

(でもこれはチャンスなのでは? 
今ならまだ何か言える!
なんとかカレンさんとの距離を縮める何か一言を言うんだ!

 

 

 

そ、その

 

う、うん

 

ら、lineやってる?

 

えっ?  あ、あのえっと・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・

 

(なぜ俺はナンパみたいな軽いノリでいきなり連絡先を聞き出してしまったのか)

 

(なぜいつもは行動できないくせに、行動したらしたらで先走ってしまうのか)

 

キーンコーンカーンコーン

 

チャイムが鳴った